みなさんこんにちは!
元女性警察官のyuuuです。
みなさんは警察学校について、どんなイメージがあるでしょうか?
「厳しい」「大変」「怒られそう」などマイナスなイメージが多いのではないでしょうか。
また、近年警察ドラマも多くなってきていますが、ドラマのイメージがついてることも多いです。
これから実際に警察学校を卒業した私が、どんな場所で、どんな苦労があったかなどを少しずつお話ししていきます。
警察学校とは?
警察学校とは、警察官になるための学校。ではありません!
警察官になった人が最初に、必要な体力・知識を身につける訓練の場です。
なので、卒業したら警察官になれる!のではなく、入った瞬間からすでに警察官です。
主に何を学ぶの?
警察学校で学ぶのは大きく分けて4つ!
- 礼儀作法
- 座学
- 護身術・体術
- 現場での動き方
一つずつ見ていきましょう。
礼儀作法
皆さん、【敬礼】と聞いたら何を想像しますか?
おそらく🫡これを想像すると思います。
もちろん間違ってはいません、が
これは着帽中の敬礼です。
実は脱帽時はまた異なる敬礼方法があり、警察官は全員使い分けています。
このように、警察学校では警察官ならではの礼儀作法を最初に叩き込まれる場です。
他にも足の角度とかお辞儀の角度とかも全部決まっています。
そんなの毎回綺麗にできないよ!と思っていても、体に染み付くまで何十回、何百回と繰り返しやらされます。笑
座学
警察の業務はすべて法に則って行われます。
個人の判断で拳銃を無闇に構えて、発砲していたら予期せぬ犠牲者が生まれてしまうかもしれないし、誰彼構わず手錠をかけていたら誤逮捕になりかねないですよね。
そんなおかしな事態を招かないためにも法律を学び、
要件が揃った時に職務を執行することができます。
あとは警察官は現場に臨場しているイメージも多いですが、
同じくらい事務処理という名のデスクワークがあります。
現場で起こったこと、関係者の証言、証拠など全て書類にまとめる必要があります。
これがまた面倒臭い…。笑
なので法律の勉強と書類の作成方法を学びます。
護身術・体術
犯人と対峙した時、誰も自分のことは守ってくれません。
基本的に自分の身を自分で守る。
警察官になったからには誰かが守ってくれるという考えは捨てます。
そして、市民の命を守るために自己犠牲を払う可能性だってあります。
拳銃、ナイフなどの武器を持っている現場での対応、
武器は所持していないけど殴りかかってくる可能性がある現場での対応。
いろんな想定で対処する方法を学んでいきます。
多くはありませんが、現場で殉職する警察官もいます。
そうならないように、守る術を身につけることは必須です。
現場での動き方
通報が入って急いで現場臨場。
到着したら、何をすればいいんだっけ?
こんなこと考えているようじゃ現場によっては命を落としかねません。
もちろん、新人警察官一人で現場に行くことはまずないですが、
実際に練習していないと現場に着いたらまず何をすべきか、優先事項が何かもわかりません。
民間企業でも仕事をその場で全部教えてもらいながらするって難しいですよね。
警察官はいつでも危険と隣り合わせなので、万全の準備【訓練】をしてから現場に出ます。
まとめ
今回は私の主観で大きく分けて4つをご紹介しました。
警察学校って内容が濃すぎてとても半年じゃ足りないんですよね。
当時のことを思い出しながら書いているので懐かしさもあり、
いい思い出だなあと今では思います。
流石に詳しい授業内容は違反になってしまうので、、
次回はもっとリアルな感想とか、そういうのを書いていこうかなと^^
それでは最後まで読んでくれて、ありがとうございました!